【建設業】ゼネコン・サブコンとは

この記事では、ゼネコン・サブコンについて簡単にまとめました。

ゼネコンとは・代表的なゼネコン一覧

ゼネコンとは、ゼネラル・コントラクターの略です。

元請負者として各種の土木・建築工事を一式で発注者から直接請負い、工事全体のとりまとめを行う建設業者を指します。

欧米の建設業界では、設計業と施工業は設計会社、施工会社と別会社組織で、分業体制をとっているのが普通です。

そのため日本のスーパーゼネコンは世界的に見てもかなり特異な存在であるといえます。

区分主な会社
大手5社・スーパーゼネコン鹿島建設、清水建設、大成建設、大林組、竹中工務店
準大手ゼネコン長谷工コーポレーション、フジタ、戸田建設、五洋建設、前田建設工業、安藤ハザマ、三井住友建設、熊谷組、西松建設、東急建設
中堅ゼネコン奥村組、鴻池組、東亜建設工業、鉄建、淺沼組、東洋建設、飛島建設、錢高組

サブコンとは・代表的なサブコン一覧

サブコンとは、ゼネコンから、建設作業や設備に関する工事を請け負う企業のことです。

建設工事はゼネコン1社だけでおこなうのは不可能なため、さまざまな分野の工事を担当するサブコンの協力が必要です。

電気や空調などの各種設備などがあります。

業種主な会社
電気工事関電工、きんでん、トーエネック、九電工、ユアテック、中電工、日本電設工業、住友電設、弘電社、栗原工業、東光電気工事など
空調・管工事高砂熱学工業、新菱冷熱工業、三機工業、大気社、新日本空調、ダイダン、日比谷総合設備、東洋熱工業、大成温調、朝日工業社、三菱電機冷熱プラント、テクノ菱和、第一工業、三協興業、三建設備工業、日本ファシリオ、川崎設備工業など
衛生工事斎久工業、須賀工業、西原衛生工業所、日立プラント、東芝プラント、城口研究所、シブヤパイピング工業など
消防設備工事能美防災、ホーチキ、ニッタン、日本ドライケミカル、宮本工業所、東京防災設備など

 

ゼネコン大手5社の決算比較 ※2020年3月期決算

受注高営業利益
大林組15,559億円1,130億円
大成建設13,397億円1,416億円
清水建設12,744億円1,153億円
鹿島建設11,821億円1,110億円
竹中工務店11,081億円664億円

 

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