【建設業】電気工事の「一次側・二次側」とは

電気工事でよく一次側、二次側という表現がありますが、これは一体何のことでしょうか?

イメージしやすいように簡単にまとめました。

一般的に「一次側」「二次側」とはどんな時に使われるか

一次側、二次側と言う表現は、電気や水道等で主に使われます。

いくつか具体例をみていきます。

メーターを中心に考えた場合
一次側:メーターに入ってくる方
二次側:メーターから出て行く方
ブレーカーを中心に考えた場合

一次側:電柱側

二次側:コンセント側
コンセントを中心に考えた場合

一次側:ブレーカーからコンセントまで

二次側:コンセントに挿す機器
照明器具を中心に考えた場合

一次側:スイッチを切っても電圧がある方

二次側:スイッチを切ると電圧が無い方

つまり何かを基準に上流を一次側、下流を二次側と呼びます。

電気工事の「一次側」と「二次側」とは

一次側、二次側の基本的な考え方がわかった所で、建設現場で電気工事の場合どのような使われ方をするかみていきます。

電気工事の場合、電力会社から建物に電力を引き込む工事を一次側工事と呼ぶことが多いです。

その一次側工事に対し、照明やコンセントの取付、配管・配線工事の事を二次側工事と呼ぶことが多いです。

一次側建物に電力を引き込む工事
二次側照明やコンセントの取付、配管・配線工事

 

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